受験の様子 その1
2月1日の受験目前に3日程本番シミュレーションをした。と、前回書きました。
シミュレーションとは言え、全て家の中なので、
起床→朝食→移動→試験→移動
のうち移動以外を想定することが出来ました。
そこで分かったことが、3人とも11時にはお腹が空いて、腹の虫が鳴く事態になること。
朝御飯をいつもより早く食べるために、試験中に空腹になる。
そう、田舎から都心は遠いのです。
試験中に腹が鳴る。周りの受験生の迷惑になることもさることながら、やはり
「おら、腹減った。力が出ねぇぞ。」
という悟空さの様になっては困ります。
そこで考えた手は
「小さいおにぎりを持参し、入校前に食べる。もしくは飲食可の学校なら、試験間休憩時に食べる。」
でした。
ゴルフボール大のおにぎりもとい団子の様なものを持たせました。
「よし。このなんちゃってきび団子には、俺の頑張れという思いを詰めた!これを食べると実力が遺憾なく発揮されるはず。ただし、実力以上は決して出ない。」
「分かった!ありがとう!」
妻から試験会場に送り出したとLINEが届く。
「さくらは、ちゃんときび団子食べた?」
「それが会場最寄り駅でトイレに行きたくなったらしく、出てきたらスッキリした顔で会場に入って行った。」
「まぁ、休憩時には食べるかな。」
試験終了時刻過ぎにさくらよりメッセージ。
「今、食べました!」
遅いっ!!
まぁ、全く緊張をしない様に見えるさくらにも、やはりいつもとは違う事態が起きるのかもな。
「じゃあ、あのお気に入りのお菓子も食べれなかったのか?」
「あぁ、あれは覚えてた。食べたよ。美味しかった。」
ん?
2日目
会場前、妻が私に気を遣って、
「きび団子、食べなくて良いの?」
と聞くも、
「あぁ、お腹減ってないんだよね。」
と言い颯爽と会場に吸い込まれていったとのこと。
試験後にきび団子も昼御飯も食べて帰宅はしましたが。
3日目以降、私がきび団子(黍でも団子でもないですが)を作ることは無くなりました。
以上、「悲しき親父のきび団子」でした。