図書館自習室にて
昨日の午前中、いつもの図書館にさくらと行きました。
休日ともなると駐車場もほとんど埋まっていましたが、
何とか空きを見つけ停めようとしました。
すると、ある車を指して、さくらが言いました。
「あれ、あんりちゃんのとこの車だ。」
「え?何を根拠に?」
「ナンバーを覚えてる。」
「え?どこで覚えた?」
「公文にあんりちゃんのお母さんが車で迎えに来ているとき。」
「いや、公文辞めてから1年になるだろうよ。語呂が良いわけではないし。」
「う~ん、なんか覚えてるの。」
眉唾だな、と思い、図書館に入り勉強を始める。
すると、静寂の中、子供の話す声が頻繁に聞こえる。
どうやら、子供とお父さんで来ているらしい。
そもそも、親子で図書館自習室に来ていることは、この図書館では珍しい。
(話して良いところではないんだけどなぁ・・・。)
と思っていると、さくらから筆談。
「あれ、あんりちゃんのところのお父さんと弟。」
集中しろ、とさくらに注意をしつつも、親子を見る。
確かにあんりちゃんパパだ。弟君に勉強を教えている感じだ。
どうなったのかなぁ、あんりちゃんは。中学受験しないのかなぁ・・・。
あんなに才能あふれる子だったのに。
どこかの塾にでも入っていれば、良いのだが・・・。