2022年中学受験 我が道を行く娘とその父

娘:さくらに勉強教えていましたが、サピックスに入塾→第一志望校合格しました

受験の様子 その1

2月1日の受験目前に3日程本番シミュレーションをした。と、前回書きました。


シミュレーションとは言え、全て家の中なので、


起床→朝食→移動→試験→移動


のうち移動以外を想定することが出来ました。


そこで分かったことが、3人とも11時にはお腹が空いて、腹の虫が鳴く事態になること。


朝御飯をいつもより早く食べるために、試験中に空腹になる。


そう、田舎から都心は遠いのです。



試験中に腹が鳴る。周りの受験生の迷惑になることもさることながら、やはり


「おら、腹減った。力が出ねぇぞ。」


という悟空さの様になっては困ります。



そこで考えた手は
「小さいおにぎりを持参し、入校前に食べる。もしくは飲食可の学校なら、試験間休憩時に食べる。」
でした。


ゴルフボール大のおにぎりもとい団子の様なものを持たせました。


「よし。このなんちゃってきび団子には、俺の頑張れという思いを詰めた!これを食べると実力が遺憾なく発揮されるはず。ただし、実力以上は決して出ない。」


「分かった!ありがとう!」



妻から試験会場に送り出したとLINEが届く。


「さくらは、ちゃんときび団子食べた?」


「それが会場最寄り駅でトイレに行きたくなったらしく、出てきたらスッキリした顔で会場に入って行った。」


「まぁ、休憩時には食べるかな。」


試験終了時刻過ぎにさくらよりメッセージ。


「今、食べました!」


遅いっ!!


まぁ、全く緊張をしない様に見えるさくらにも、やはりいつもとは違う事態が起きるのかもな。


「じゃあ、あのお気に入りのお菓子も食べれなかったのか?」


「あぁ、あれは覚えてた。食べたよ。美味しかった。」


ん?



2日目


会場前、妻が私に気を遣って、


「きび団子、食べなくて良いの?」


と聞くも、


「あぁ、お腹減ってないんだよね。」


と言い颯爽と会場に吸い込まれていったとのこと。



試験後にきび団子も昼御飯も食べて帰宅はしましたが。




3日目以降、私がきび団子(黍でも団子でもないですが)を作ることは無くなりました。




以上、「悲しき親父のきび団子」でした。

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