受験の様子 その2
2月1日の受験目前に3日程本番シミュレーションをした。と、前々回書きました。
前回の記事では「お腹が空く想定と対策」でしたが、
今回は「当日の服装」です。
「さて、どんな服で行くのが良いかな?防寒とか考えないとだね。」
「え、何でも良いの?」
「えぇと、試験要綱には『服装は自由』と書いてある学校が多いな。」
「じゃあ、何でも良いってこと?」
「ま、面接のある学校は小綺麗にしていった方が良いと思うけど、それ以外は何でも良いと言えば何でも良いんじゃないか?
好きな可愛い服を着てテンションを上げるとか、本番の試験で実力が発揮出来るような服が良いと思うよ。」
「おっし、じゃあ、これ!」
↑久々の妻による絵
まさかのジャージでした。
「ん、襟はどうした。」
「顔にわっさわっさと当たるの嫌だから、中に折り込んでる。」
「周りからは『やべぇ、ジャージで来てるやつがいるよ』って変な目で見られると思うけど?」
「まぁ、見させとけば良いんじゃない。」
「ただ、やっぱり寒いだろうから、上にニットでも着て行ってくれ。」
「まぁ、良いか。動きやすさはそんなに変わらないしね。」
「その髪型は、マゲなのか?」
「ん?前髪が目にかかるの嫌だから、ここで結んでいるの。」
いつの間にやら一端の中受戦士となっていたらしい。
(完全なる造語)
戦場へ赴くのに華美な鎧は必要ないと。
(親としては別の心配ももたげてくるのですが)
特に運動が好きではないさくらがジャージを持っているのかという話。
さくらが通っている楽器の習い事でスカートはNGでした。
マーチングを行うこともあってのことかと思います。
そんなある日、スカートのようなヒラヒラが付いているズボンを履いて行ったら、
「さくらちゃん。その服装はダメだよ。」
と他の子の母親にクレームを付けられる事態に。
かくして練習の時は欠かさずジャージで行くようになったとさ。
というか、こんな格好にご批判もあろうかとは思います。
2月1~5日に見かけて心を乱された方がいたのであれば、お詫び致します。
以上、「娘の勝負服は黒ジャージ」でした。