あんりちゃん・・・、入塾するの?
あんりちゃん、2回見学しに来ました。
2回目はあんりちゃんママも一緒に。
その時のあんりちゃんママの驚きの様子。
「え、うちの子って、こんなに頭の回転早いの?しかもこんなに楽しそうに勉強しているなんて・・・。」
色々と習い事をさせてはいるが、正面切って娘と対峙したことのないママ。
さて、私の考えではそれを見た普通の親なら、伸ばしてあげようと考えるはず。
と、思っていたのですが・・・。
高学歴なあんりちゃんパパは燃えました。
「全ての習い事を止めさせて、これに費やす価値があるのではないか。」
流石です。一生懸命努力したことのある人間は、そう考えるよね。
ま、習い事を全部止めるというのは、置いておいて。ただ、物理的に時間が必須なことは間違いのないところ。
でも、ママはそれは嫌みたい。なんでなんだろう?
当時の私は相当悩みました。
塾代かからないし、家からも近い、どこかの塾に入らせるにしても、駅前まで送っていかなければならない。とりあえず中学受験させるか悩んでいるくらいなら、行かせてみれば良いのに。それでかずし塾が合わなければ、有名塾に入れれば良いだけ。悠長に構えていればいるだけ、残された時間は少なくなっていく。
ママの言葉はいつもこうです。
「あんりが習い事を止めたくないって言うんです。」
いつも人のせい、何でもかんでも人のせいにして生きてきたんでしょう。
どれだけ説明しても分かってくれない。小学生が自ら進んで中学受験をしたい!、なんて言うわけない。どれだけ親がその気にさせるかだけ。
何というか、一つの才能がつぶされることに、日本の損失だと嘆かざるを得ないのです。
続きます。