アウトプットはインプットを促進する
さて、理社の低迷をどうしようか
と悩んでいた時に、
暗記物は単なる暗記ではなくエピソード記憶的な覚え方を実践してみよう
は前回の通りです。(上手くいくかは置いておいて)
それとは別に、理社の授業をしてもらおうと考えました。
さくらから私にです。
というのも、確か、人に教えることって、本で勉強する、講義を聞く、よりも効果が高いってあったよな。
ちょっと調べると「ラーニング・ピラミッド」というのがヒット。
そうそう、これこれ。
実際、私もある習い事の師範免許を持っているのですが、教える時が一番自分の成長を感じます。
本当に理解しないと人に教えられない。
私の師匠も、
人に教え始めてから、初めて己に何もなかったことを理解する
と仰っています。金言だと思います。
というわけで、授業をしてね、とさくらに言ってみると。
「うん。いいよ。楽しそう。」
と快諾。(え?・・・)
で、いざやろうとした日には、
「やっぱ無理。出来そうにもない。」
と変化。
軽く考えていたのが、いよいよとなると、難しいことに気付いたようです。
「どんなのでも良いから。やってみてよ。」
というわけで、渋々授業に。
純粋に色々質問しました。
知っているつもり、分かったつもり、になっているだけということを、
さくらがどんどん気付いていくのがはっきりと分かります。
終了後、
「サピックスの授業、もっとちゃんと聞くよ。」
「まぁ、それを気付かせたかったのもある。けど、俺も勉強したいから、今後もやっていこう!72候なんて、言葉だけで、何があるかなんて俺は知らなかったよ。恥ずかしいけどね。」
今までも言っていた、覚えた言葉は会話に絡めて日常生活で使ってみる、とか、少しは響いてくれたらな。
ま、そんなに簡単にいかないのが、小学生。