「さくらとまことくんと同じ習い事に入ってください。」

そういう条件を突き付ける。

あんりちゃんママの覚悟が見たかった。

勝算はありました。

かずし塾の体験授業後に、あんりちゃんが某有名塾の体験授業に行ったとのことでした。あんりちゃんママ曰く、

「周りの子がお喋りばかりしてて、よい環境ではなかった。あんりはつまらなかったと言っていた。」

とのこと。
小学3年生なんてそんなものだよ。どれだけご立派な3年生だったのか。
そんな気持ちを抑えつつ、話を聞くと、

「そんなとこにお金払って無駄になるくらいなら、タダのかずし塾が良いじゃん。」

って言われました。

うわ、預けっぱなしになるやつじゃん。「弟も是非面倒見てください。」って前にも言ってたな。そういう傾向のママか。
そんなことであんりちゃんが中学受験成功するはずはない。
じゃ、あんりちゃんママに成長してもらわねば。

あんりちゃんがやっているたくさんの習い事を聞いた限り、親はお金を出すこと以外は何もしなくてOKの習い事ばかりだったので、あんりちゃんママに課しました。親が大変な習い事を。

日能研の模試であんりちゃんと出会って、2ヶ月が過ぎようとしていました。その間、体験授業や面談をしたり、「下剋上受験」を読んでもらって、中学受験の概要を何となくとらえてもらって、少しずつでも確実に意識を変えていったと思います。

ですが、メッセージで条件を突き付けた、次の日、

「その習い事はあんりがやりたくないと言っているので、かずし塾への入塾は諦めます。」

あんりちゃんママ、娘よりも自分を取りました。

ま、有名中学受験塾に入れることも、それはそれでありだよ。

と思っていたのですが・・・・・・。

2019年3月は、ここで終わります。